POCO X7 Pro vs Motorola moto g64 5G|どっちを選ぶべき?
2024年に登場した注目の2機種「POCO X7 Pro」と「Motorola moto g64 5G」。どちらも高性能かつコストパフォーマンスに優れたAndroidスマートフォンとして話題を集めています。
「どちらを選べばいいのか迷っている」「コスパ重視だけど性能にも妥協したくない」とお考えの方に向けて、本記事では両機種を徹底的に比較し、それぞれの特徴や強み・弱みを明らかにします。
あなたのスマホ選びがより納得のいくものになるよう、選ぶべきポイントや用途別のおすすめも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事はこんな人におすすめ!
- コスパの良いAndroidスマホを探している方
- 写真や動画をきれいに撮れる機種が欲しい方
- ゲームや動画視聴を快適に楽しみたい方
- バッテリー持ちや充電速度を重視する方
- 防水・防塵やおサイフケータイ機能も気になる方
Androidスマホを選ぶ際の重要ポイント
スマートフォンを選ぶとき、どんな点を重視すべきか迷う方は多いのではないでしょうか?以下の7つは、Androidスマホ選びでチェックしておきたい基本ポイントです。
- カメラ性能:日常の撮影クオリティやSNS映えを左右する重要な要素。
- バッテリー持ち:通勤通学・外出時も安心して使える持続時間の長さ。
- パフォーマンス:アプリ起動や操作のサクサク感、マルチタスク性能。
- ディスプレイ品質:動画・ゲーム・SNSが快適に楽しめる美しさと滑らかさ。
- ゲーム性能:高負荷な3Dゲームが快適に動作するか。
- 価格とのバランス(コスパ):性能に見合った価格であるか。
- 防水・防塵などの機能性:万が一の水濡れやホコリにも対応できるか。
これらを踏まえたうえで、「POCO X7 Pro」と「Motorola moto g64 5G」はどんな違いがあり、どんな人に合っているのかを詳しく見ていきましょう。
POCO X7 Pro vs Motorola moto g64 5G 徹底比較
比較項目 | POCO X7 Pro | Motorola moto g64 5G |
---|---|---|
価格帯 | 約49,980円~59,980円 | 約34,800円 |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED(2,712×1,220) | 6.5インチ 液晶(1,080×2,400) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 8300-Ultra | MediaTek Dimensity 7025 |
RAM/ROM | 8GB/256GB または 12GB/512GB | 8GB/128GB |
バッテリー容量 | 6,000mAh(90W急速充電) | 5,000mAh(30W急速充電) |
メインカメラ | 5,000万画素(Sony IMX882)+ OIS | 5,000万画素 + 200万画素深度センサー |
防水・防塵 | IP68 | IP52 |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
重量 | 約195~198g | 約177g |
カメラ性能を比較
POCO X7 Proのカメラ性能
POCO X7 Proは、Sony製のIMX882センサーを搭載した5,000万画素のメインカメラを備えています。さらに、光学式手ぶれ補正(OIS)にも対応しており、夜景や暗所でもブレの少ない写真が撮影可能です。
色再現性も高く、AIによる被写体認識や背景ボケの自動補正も賢く効いてくれるため、スマホで日常的に「映える写真」を撮りたい人に最適なカメラと言えるでしょう。
- 夜景や逆光に強いセンサー
- 4K動画撮影対応で映像も滑らか
- ソーシャルメディアとの相性抜群
Motorola moto g64 5Gのカメラ性能
一方、moto g64 5Gは5,000万画素のメインカメラに加えて、200万画素の深度センサーを搭載しています。AI補正やHDR処理で日中の風景や人物は明るく色鮮やかに撮れる印象です。
ただし、暗所での撮影や超広角・望遠などの対応は無いため、「記録用」や「SNSに軽くアップする」用途には向いているものの、本格的な撮影には物足りなさも残るかもしれません。
- 日中の撮影は鮮明で発色も良好
- 夜間や暗所ではややノイズが目立つ
- 望遠・広角などの構成は非対応
カメラ性能評価
全体的に、カメラ性能を重視するならPOCO X7 Proが明らかに優位です。特にSNS映えや動画撮影にもこだわる方にはおすすめできます。
バッテリー持ちを比較
POCO X7 Proのバッテリー性能
POCO X7 Proは、6,000mAhの超大容量バッテリーを搭載しています。これは多くのハイエンドスマホが搭載する5,000mAhを上回っており、2日間の連続使用も可能なタフネス設計です。
さらに90Wの急速充電に対応しており、0%から約45分でフル充電が完了。バッテリーの持ちと充電の速さ、どちらも兼ね備えたパワフルな仕様になっています。
- 2日間持つ6,000mAhの長持ちバッテリー
- 90W急速充電対応でストレスフリー
- 長時間の動画視聴やゲームにも強い
Motorola moto g64 5Gのバッテリー性能
moto g64も5,000mAhのバッテリーを搭載しており、日常使用であれば丸一日は余裕でカバーできます。こちらは30WのTurboPower急速充電に対応しており、約75分でフル充電が可能です。
省電力設計のCPUと組み合わせて、軽量でバランスの取れたバッテリー性能を発揮してくれます。
- 1日使っても安心のバッテリー容量
- 30Wの急速充電でスムーズに充電
- ヘビーゲーマーや動画視聴の多い人にはやや心もとない
バッテリー性能評価
「とにかくバッテリーが長く持つスマホが欲しい」という方には、POCO X7 Proが断然おすすめ。充電時間も短いため、外出が多い方やゲーム・動画を長時間楽しむ方には最適です。
パフォーマンスを比較
POCO X7 Proの処理性能
POCO X7 ProにはMediaTek Dimensity 8300-Ultraチップセットが搭載されており、AnTuTuスコアは約152万点という驚異的な数値をマーク。これは、ハイエンドモデルに近い性能です。
ゲームや動画編集、マルチタスクなど重たい作業もサクサク動くパワフルな性能で、長期間使っても性能面で困ることはほぼありません。
- AnTuTuベンチマーク約152万点
- ゲーム・動画編集・重アプリも快適
- 最大12GB RAM+仮想RAM対応でさらに安定
Motorola moto g64の処理性能
moto g64にはDimensity 7025が搭載されており、AnTuTuスコアは約50万点前後。ライトな使い方(SNS・YouTube・ブラウジングなど)には十分な性能です。
ただし、3Dゲームや動画編集などにはやや物足りなさがあるため、ゲーム好きや重いアプリを使う方には不向きかもしれません。
- AnTuTuベンチマーク約50万点
- 日常使用・SNS・動画視聴に最適
- ゲームや重い処理には不向き
パフォーマンス評価
処理性能で選ぶなら、明らかにPOCO X7 Proの一択。長く快適に使いたい方や、ゲーム・高負荷アプリの利用を想定している方には強くおすすめできます。
ディスプレイを比較
POCO X7 Proのディスプレイ
POCO X7 Proは、6.67インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイを採用しており、解像度は2,712×1,220ピクセル。さらに120HzのリフレッシュレートとDolby Vision、HDR10+にも対応しています。
そのため、映像のコントラストや黒の深み、明るさの表現が非常に豊かで、動画視聴・写真閲覧・ゲームすべてにおいて高い没入感が得られます。
- AMOLEDの鮮やかな色彩と深い黒
- HDR10+とDolby Vision対応で映画鑑賞に最適
- 高い明るさで屋外視認性も優秀
Motorola moto g64のディスプレイ
moto g64は、6.5インチの液晶(IPS)ディスプレイを採用。解像度は1,080×2,400ピクセルで、リフレッシュレートは同じく最大120Hz対応です。
表示品質は十分に高く、日常使用には問題ありませんが、有機ELと比較するとコントラストや黒の深さにやや劣り、動画コンテンツや写真閲覧の「映え感」は控えめです。
- 高リフレッシュレートで滑らかな操作感
- IPS液晶としては発色も良好
- 視野角やコントラストではやや弱め
📱 ディスプレイ評価
映像重視やディスプレイにこだわるなら、POCO X7 Proが断然おすすめです。
ゲーム性能を比較
POCO X7 Proのゲーム対応力
POCO X7 Proは、ゲーミングにも強い構成が魅力。Dimensity 8300-Ultraの高いGPU性能に加え、ゲームターボ機能や高効率冷却システムを搭載。人気ゲーム「原神」「PUBG」なども高画質設定で快適にプレイ可能です。
- 高負荷ゲームもスムーズに動作
- 振動フィードバックや操作遅延対策も優秀
- 冷却機構付きで発熱対策も◎
Motorola moto g64のゲーム性能
moto g64も軽いゲームであれば快適に遊べますが、3Dグラフィックスを多用するゲームでは処理落ちやカクつきが発生することがあります。カジュアルゲーマー向けの端末と言えるでしょう。
- パズルや2Dゲームは快適
- eスポーツタイトルではやや厳しい
- ゲーム専用機としては物足りなさあり
ゲーム性能評価
ゲーム重視の方には、POCO X7 Proが間違いない選択です。
コストパフォーマンスを比較
POCO X7 Proのコスパ評価
価格は約5万円台からとやや高めではありますが、ハイエンドに近い性能をこの価格で手に入れられることを考えると、非常に優れたコスパです。長く使いたい人におすすめの一台です。
Motorola moto g64のコスパ評価
一方、moto g64は3万円台前半という低価格で、普段使いには十分なスペックを備えています。「とりあえずの1台」や「学生・シニア層」など、ライトユーザーには最強のコスパと言えます。
コスパスコア(100点満点中)
価格優先ならmoto g64、性能と価格のバランスならPOCO X7 Proがおすすめです。
防水・防塵性能を比較
POCO X7 Proの防水・防塵
POCO X7 Proは、IP68等級の防水・防塵性能を誇ります。これは水深1.5mで30分間耐えられるレベルで、雨天やキッチンでの使用も問題なし。アウトドアや水回りでも安心して使えるのが魅力です。
Motorola moto g64の防水・防塵
moto g64は、IP52等級の防滴・防塵性能に対応しています。多少の水しぶきには耐えますが、完全防水ではないため、水没や長時間の濡れには注意が必要です。
防水・防塵評価
水回りや屋外での使用が多い人には、IP68対応のPOCO X7 Proが安心感ありです。
機能別比較まとめ
項目 | POCO X7 Pro | Motorola moto g64 |
---|---|---|
カメラ性能 | OIS搭載で夜景にも強く、写真・動画を楽しむ人に最適 | 日中はきれいに撮れるが、夜や望遠にはやや弱い |
バッテリー持ち | 6,000mAh+90W充電で長時間使用&急速充電に対応 | 1日使える十分な容量。ライトな使い方に最適 |
パフォーマンス | ハイエンド級の処理性能でゲームやマルチタスクも快適 | SNSや動画視聴中心なら問題なし。高負荷処理は苦手 |
ディスプレイ | 有機EL+HDRで鮮やか&高コントラスト。映像重視に最適 | 液晶としては良好だが、色の深みや黒表現はやや控えめ |
ゲーム性能 | 高負荷ゲームも高設定でサクサク。ゲーマーにも安心 | 軽いゲーム向け。3D系は動作が不安定な場合あり |
コストパフォーマンス | 性能重視なら価格以上の価値あり。長く使える1台 | 価格重視の方に最適。普段使いには必要十分な性能 |
防水・防塵性能 | IP68対応で水濡れやホコリに強く安心。屋外利用にも◎ | 日常の防滴には対応。水没などには注意が必要 |
POCO X7 Pro の詳細レビュー
特徴
POCO X7 Proは、Dimensity 8300-Ultra搭載の高性能スマートフォンで、6,000mAhの大容量バッテリーとAMOLEDディスプレイを備えたパワフルな1台です。
特にゲーミング・マルチメディア性能が秀逸で、ハイエンド級のパフォーマンスをお手頃価格で実現しています。IP68の防水・防塵性能もあり、シーンを選ばず使える万能機です。
✅ メリット
- Dimensity 8300-Ultra+最大12GB RAMで超快適
- 重めのゲームもサクサク動くハイスペック
- 6,000mAhバッテリー+90W急速充電
- OIS対応の高画質カメラ(IMX882)
- AMOLED・Dolby Vision対応で映像美も抜群
- IP68防水でアウトドアやキッチンでも安心
❌ デメリット
- おサイフケータイ・Felicaに非対応
- サイズ・重量がやや大きめ(195g~)
- 広角や望遠カメラは非搭載(シングル構成)
Motorola moto g64 5G の詳細レビュー
特徴
Motorola moto g64 5Gは、3万円台で買えるお手頃スマホながら、5,000万画素カメラ+8GB RAMを搭載した高コスパモデル。
普段使いに必要な性能はしっかり押さえており、防滴(IP52)対応+おサイフケータイ機能まで完備。ライトユーザーや学生・サブ機を探している方にぴったりの選択肢です。
✅ メリット
- 3万円台で買える高コスパスマホ
- おサイフケータイ&NFCに対応
- AI対応の5,000万画素カメラでキレイな写真
- 5,000mAhバッテリー+30W急速充電
- 軽快な操作感とシンプルUI(Android 14ベース)
❌ デメリット
- 3Dゲームなど重たい処理には不向き
- AMOLEDではないため画面の深みが弱い
- 防水性能は最低限(IP52)
結論:どちらを選ぶべき?
最終的に、あなたがスマホに何を求めるかで選択は変わります。以下に、利用スタイル別のおすすめをまとめました。
高性能・ゲーミング・カメラ重視なら POCO X7 Pro
処理性能・ディスプレイ品質・カメラ性能のすべてにおいて、POCO X7 Proが1歩も2歩もリードしています。特にゲームや動画編集、SNS映えする写真を撮りたい方にとっては、間違いのない選択肢です。
「多少価格が上がっても、長く快適に使える1台がほしい!」という人におすすめです。
価格重視・普段使い・サブ機なら Motorola moto g64 5G
とにかく価格を抑えたい、SNSやYouTube・LINE程度が中心という方には、Motorola moto g64がコスパ最強クラス。おサイフケータイ対応・軽量設計で日常使いにぴったりのスマホです。
スマホデビューやサブ機、シニア・学生向けにもおすすめできる安心モデルです。
迷ったらこの基準で選ぼう!
「どちらも魅力的で選びきれない…」という方へ。ここでは、スマホ選びに迷った時に役立つ“決め手”をしっかり整理しました。
▶ とにかく性能と完成度を重視するあなたへ
POCO X7 Proは、処理性能・バッテリー・ディスプレイ・防水性能など、すべての面でワンランク上の満足度を提供してくれます。
日常使いからゲーム・映像・カメラまで、長く快適に使えるスマホを1台だけ選ぶならこちらが最適解です。
▶ 価格を抑えつつ、必要十分な機能がほしいあなたへ
Motorola moto g64は、3万円台という価格からは想像できない高コスパが魅力。
SNS・通話・動画視聴などのライトな使い方が中心の方や、スマホ初心者・学生・シニア層にもぴったりです。
「迷ったらコレでOK」と安心しておすすめできる1台です。
▶ こんな風に選ぼう!早見表
- 長く使いたい・スペックに妥協したくない → POCO X7 Pro
- できるだけ安く・気軽に使いたい → Motorola moto g64
どちらも魅力あるスマートフォンであることに間違いはありません。
あとは「あなたがどんな使い方をしたいか」によってベストな選択肢が見えてきます。この記事が、あなたのスマホ選びの参考になれば幸いです!
SEFP Journal | Tommy のXアカウント(@tommy_sefp)
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