【2025年版】ROG Ally X RC72LA vs ROG Ally RC71L|「何が違う?」「どちらが買い?」を徹底解説!
2024年6月、ASUSから登場した新型ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X RC72LA」は、従来モデル「ROG Ally RC71L」の完成度をさらに引き上げたと話題になっています。
とはいえ、「結局なにが変わったのか?」
「価格が上がった分、買い替える価値はあるのか?」
そんな疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、両モデルを実際に比較しながら、次のようなポイントを徹底解説していきます:
- スペックやバッテリー性能などの進化点
- 実使用で体感できる「快適性・違い」
- 用途・目的別のおすすめモデル
- どちらを選ぶと後悔しないか
読み終えたころには、あなたに最適なモデルが明確になるはずです。
買い替え検討中の方も、初めてのハンドヘルドPC選びで迷っている方も、ぜひ参考にしてください!
✅ この記事でわかること
- ROG Ally RC71LとROG Ally X RC72LAのスペック差
└ どこがどう変わったのかを数値と実使用感で解説します。 - 実際に使って感じる違い(操作性・重量感・熱処理など)
└ 単なるスペック比較ではなく「体感の変化」にフォーカスします。 - 各モデルのメリット・デメリットを整理
└ 買って後悔しないために、事前にチェックすべきポイントを明示。 - ユーザータイプ別おすすめモデル
└ あなたが「どんな使い方をする人か」で最適モデルが変わります。 - 最終的にどちらを買うべきか明確になる結論
└ 記事を読めば「迷い」がなくなるようなゴール設計をしています。
「ROG Allyって似てるけど、実際どこまで違うの?」という素朴な疑問から、「コスパ・性能のバランスがベストなのはどっち?」という深堀ニーズまで、本記事でまるっと解決します。
👤 こんな人におすすめ
ROG Allyシリーズは、どちらも高性能なハンドヘルドPCですが、進化したAlly Xと従来モデルRC71Lでは「向いているユーザー層」が大きく異なります。以下に、自分に当てはまるケースをチェックしてみてください。
🔸 ROG Ally RC71Lが向いている人
- 初めてのポータブルゲーミングPCを購入する人
→ 基本性能がしっかりしており、価格も抑えめで導入しやすい。 - とにかく軽くて持ち運びやすいモデルが欲しい人
→ 約608gと非常に軽量で、外出時にも負担が少ない。 - ライトなゲームやエミュレータ中心に遊ぶ人
→ スペックをフル活用しないならRC71Lでも十分対応可能。
🔸 ROG Ally X RC72LAが向いている人
- 長時間のゲームプレイや出先での使用が多い人
→ 80Whの大容量バッテリーで安心して長時間使える。 - 複数アプリを立ち上げる・重いゲームもプレイしたい人
→ 24GBメモリ・1TB SSDにより圧倒的な余裕と安心感。 - 前モデルで「持ちにくい」と感じていた人
→ グリップ形状の改良で、持ちやすさ・快適性が大きく向上。
価格だけで比較するとRC71Lが魅力的に映りますが、「長時間プレイ・快適さ・将来的な余裕」を重視するならROG Ally Xが断然おすすめです。
🔍 ROG Allyはどう選ぶ?チェックリストで最適モデルを判断!
ROG Allyシリーズはどちらも高性能ですが、「どう使いたいか」によって最適なモデルは大きく異なります。以下のチェックリストに当てはまる数が多い方が、あなたに合った1台です。
✔ ROG Ally RC71L が合っている人
- □ 初めてのポータブルゲーミングPCを試してみたい
- □ 出費はなるべく抑えたい(コスパ重視)
- □ 外出先での使用は短時間で済む
- □ スペックは“そこそこ”で十分
- □ 本体は軽いほうが嬉しい(約608g)
✔ ROG Ally X RC72LA が合っている人
- □ 出先でも数時間しっかりプレイしたい
- □ 重たいゲームや複数アプリを同時に動かしたい
- □ 長時間持っていても疲れにくい形状がいい
- □ 将来的にストレージ不足・メモリ不足が不安
- □ USB4や電源・周辺機器の拡張性も欲しい
価格だけではなく、「ゲームスタイル」「使用環境」「将来の使い方」まで考えて選ぶことが、後悔しないゲーミングPC選びのコツです。
📊 スペック比較|ROG Ally RC71L vs ROG Ally X RC72LA
項目 | ROG Ally RC71L(旧モデル) | ROG Ally X RC72LA(新モデル) |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen Z1 Extreme | 同左 |
メモリ | 16GB LPDDR5 | 24GB LPDDR5X |
ストレージ | 512GB PCIe 4.0 SSD | 1TB PCIe 4.0 SSD |
バッテリー | 40Wh | 80Wh(2倍) |
画面 | 7インチ フルHD(120Hz) | 同左 |
重量 | 約608g | 約678g(+70g) |
USBポート | USB-C(専用端子) | USB4+USB 3.2 Gen2(デュアルポート) |
microSDスロット | あり | あり |
価格帯(参考) | 約9〜10万円 | 約12〜13万円 |
スペックだけを見ると、Ally XはRC71Lの“完全上位互換”とも言えます。特にメモリ(+8GB)とSSD(+512GB)はゲームの起動速度・快適性に直結するため、大作ゲームや同時作業が多い方には非常に重要な進化です。
また、バッテリーが2倍(80Wh)になったことで、「1時間ちょっとでバッテリーが切れる」問題が大幅に改善され、屋外でも安心して使えるようになりました。
その一方で、重量は約+70gと若干増加していますが、新グリップ形状によって持ちやすさが向上しており、実際の体感ではほとんど差を感じにくいという声が多く見られます。
拡張性も、USB4ポート搭載で外部GPUや周辺機器との接続性が格段にアップ。据え置き型PCとしての運用を考えている方にもAlly Xは強力な選択肢です。
⚙ 機能別で見る!ROG Ally XとRC71Lの体感的な違い
🔋 バッテリー持続時間
- RC71L:40Wh。高負荷ゲームでは約1.5~2時間が限界
- Ally X:80Wh。使用スタイルによっては最大4~6時間近くまで延長
Ally Xは、旧モデルの2倍のバッテリー容量を実現。これにより、「携帯してゲームをプレイする」という本来の用途において、安心感が大きくアップしました。特に出先や長距離移動時に本領を発揮します。
🖐️ グリップの持ちやすさ・フィット感
- RC71L:角ばった筐体で長時間のプレイではやや疲れやすい
- Ally X:背面の丸み・握りこみ強化で手のひらに自然とフィット
ユーザーからは「手が滑らなくなった」「ホールド感が段違い」との声も。わずか70gの増加を“操作性の向上”でカバーする設計思想は秀逸です。
🌡️ 放熱・静音性能
- RC71L:高負荷時にファン音がやや目立つ場面もあり
- Ally X:ヒートシンク構造を最適化。静音性と熱分散効率が向上
Ally Xでは冷却ファンが再設計され、より効率的な熱処理が可能に。長時間プレイ時も熱が籠りにくく、手元が熱くなりにくいという実用性も高まっています。
🔌 拡張性(ポート構成)
- RC71L:専用XG Mobile端子+USB-C(汎用性はやや制限あり)
- Ally X:USB4+USB 3.2 Gen2を搭載し、外部GPUやハブ接続に対応
特にUSB4対応により、eGPUや高速データ転送など、据え置き型PC的な使い方も可能になりました。将来的に拡張性を求める人にとっては大きなアドバンテージです。
📝 各モデルの詳細レビュー|自分に合うのはどっち?
🎮 ROG Ally RC71L(2023年モデル)
軽量&手頃な価格で入門に最適な一台
- ✔ メリット
- 価格が抑えられており、入門用にもおすすめ(実売9〜10万円)
- 約608gと非常に軽く、持ち運びやすい
- 120Hzの高リフレッシュレートディスプレイで滑らかな描画
- Windows搭載でSteamやXbox Game Passとの相性が良好
- ✖ デメリット
- バッテリーがやや物足りない(40Wh)
- メモリ16GB、SSD512GBとやや将来性に不安
- 長時間持つにはグリップがやや疲れる設計
こんな人におすすめ:
「なるべく価格を抑えて、まずはポータブルゲーミングPCを試してみたい」という方にはピッタリの選択肢です。

🎮 ROG Ally X RC72LA(2024年モデル)
全方位強化で“本気で使える”進化モデル
- ✔ メリット
- 80Whのバッテリーでプレイ時間が大幅に向上
- 24GBメモリ+1TB SSDで大容量ゲームも余裕
- 新設計グリップで長時間でも快適な操作性
- USB4対応でeGPUやハブ接続など拡張性が抜群
- 冷却性能・静音性の改善で熱も気になりにくい
- ✖ デメリット
- 本体価格が上がった(約12〜13万円)
- 重量が70gほど増加(678g)
こんな人におすすめ:
「出先でもしっかりゲームしたい」「長期的にスペックに困りたくない」というユーザーにはAlly Xが最適解です。

ちなみに、ROG Ally Xと他社製品との比較も気になる方は、ROG Ally XとOne XPlayer X1 PROの比較記事もぜひご覧ください。
📌 用途別おすすめモデル早見表
利用シーン・用途 | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
軽さ重視で持ち歩きやすさ優先 | ROG Ally RC71L | 約608gと超軽量。短時間の外出利用にも最適 |
出先で数時間しっかりゲームしたい | ROG Ally X RC72LA | 80Whの大容量バッテリーで3〜4時間の継続使用も可能 |
AAAタイトルや高負荷ゲームも快適に遊びたい | ROG Ally X RC72LA | 24GBメモリ&1TB SSDで余裕のあるスペック構成 |
価格を抑えて始めたい・入門用に | ROG Ally RC71L | 10万円以下で入手可能な高コスパ機 |
据え置き運用・周辺機器との接続もしたい | ROG Ally X RC72LA | USB4対応でeGPUやドックにも柔軟に対応 |
このように、「携帯性とコスパ」ならRC71L、「本格ゲーム・拡張性・快適性」ならAlly Xという明確な棲み分けがあります。あなたの使い方に合った1台を選びましょう。
🔌 ゲームプレイを安定させる電源や周辺機器も検討中の方は、Belkin GaN急速充電器の比較記事もチェックしてみてください。
✅ 最終結論|ROG Ally、あなたに最適な一台はこれ!
ROG Ally X RC72LAとRC71Lは、同じシリーズながら使い方によって評価が大きく変わる製品です。以下のように考えると、迷わず選べるはずです。
- 「できるだけ価格を抑えたい」「軽さ重視で持ち歩きたい」
→ ROG Ally RC71L がベスト。エントリー向けとしても優秀です。

- 「長時間ゲームをしたい」「大作タイトルを快適に遊びたい」「拡張性も求めたい」
→ ROG Ally X RC72LA が断然おすすめ。長く使えるスペックです。

どちらも優れた選択肢ですが、「今の自分の使い方」と「今後やりたいこと」を想像して選ぶことが最も重要です。
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